【電気工事士2種筆記】屋内配線の施設場所と工事の種類(R3年度上期-午前問19)

問題 <R3年上期 午前問19>
次表は単相 100V 屋内配線の施設場所と工事の種類との施工の可否を示す表である。表中の a~f のうち、「施設できない」ものを全て選んだ組合せとして、正しいものは

<解答の選択肢>

  1. a, f
  2. e のみ
  3. b のみ
  4. e, f

【出典:令和3年度第ニ種電気工事士筆記試験上期-午前問19】



施設できないのは e のみ

類似問題
R3年上期-午前問19(施工場所)
R2年下期-午後問20(施工場所)
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解法と解説

方針

低圧屋内配線工事は合格の超必須項目。各工事の特徴に加え、施工可能場所についても押さえておくべし。

ふくラボ流攻略法

表を見て「なに?これ?」と怯んだかもしれないが、次の3手順で正解にたどり着ける。

手順1:全可能な4工事
(ほぼ)全可能な4つの工事「金属管、ケーブル、合成樹脂管(CD管を除く)、金属可とう電線管(2種)」を思い出せば、a、b、c、d は「施設できない場所ではない」ということがすぐ判断できる。

したがって、a ~ d を含んでいる選択肢1と3は正解ではなく、残るは2「e のみ」、4「e, f」に絞れる。

手順2:乾燥した場所
残るは e のみか、e + f 。

次に、残る工事は(ほぼ)乾燥した場所だけで、湿気・水気の多い場所では施工できない、ことを思い出す。

すると、e は絶対に工事できないことは明らか。

その3:工事を思い出す
最後は、f が含まれるかどうか。ここは、ライティングダクトに関するあなたの一般的な記憶に頼る必要がある。

ライティングダクトがどこにあったかを思い出してもらうと、天井からぶら下がっているのはよく見るから、展開した場所はOK。

また、ライティングダクトには、ダクト設置後に(自分で)電灯を取り付けることも可能なわけだから、点検できない隠ぺい場所には施設しない。一方、点検できるなら隠ぺい場所でも電灯を取り付けれるよなぁ…と考える。

そうすれば、施設できないのは e のみ、選択肢2ではないかとなる。

まとめ

低圧屋内配線工事は合格の超必須項目。各工事の特徴に加え、施工可能場所についても押さえておくべし。

類似問題
R3年上期-午前問19(施工場所)
R2年下期-午後問20(施工場所)
R2年下期-午前問19(施工場所)

解説
低圧屋内配線で施工できる工事の種類と条件

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