【電気工事士2種筆記】抵抗による発生熱量(R3年度上期-午前問3)

問題 <R3年上期 午前問3>
電線の接続不良により、接続点の接触抵抗が 0.5Ω となった。この電線に 20A の電流が流れると、接続点から1時間に発生する熱量 [kJ] は。ただし、接触抵抗の値は変化しないものとする

<解答の選択肢>
(選択肢は省略)

【出典:令和3年度第ニ種電気工事士筆記試験上期-午前問3】



接続点での発熱 P は I2 R = 200W。1時間=3600秒に発生する熱量 Q = P×(時間) = 720kJ

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解法と解説

方針

発熱量の問題は、毎回出題されている合格の必須項目。発熱量の式を使った計算ができるように。

ふくラボ流攻略法

発熱量の公式は次の通り。

注意点は時間 t の単位は [s]=秒

問題文を見ると、0.5Ω の抵抗がある接続点に 20A 電流が流れた、と書かれている。この接続点での発熱は

P = (電流)2 × (抵抗) = 202 × 0.5 = 200 [W]

この接続点から 1時間 = 3,600 [s] 発熱する量は、式に代入して、

Q = 200 × 3,600 = 720,000 [J] = 720 [kJ]

まとめ

発熱量の問題は、毎回出題されている合格の必須項目。発熱量の式を使った計算ができるように。

類似問題
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解説
発熱量の計算問題

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