問題 ＜R3年下期 午前問15＞
低圧電路に使用する定格電流 20A の配線用遮断器に 40A の電流が継続して流れたとき、この配線用遮断器が自動的に動作しなければならない時間 [分] の限度 (最大の時間) は
＜解答の選択肢＞
- 1
- 2
- 4
- 60
【出典：令和３年度第ニ種電気工事士筆記試験下期-午前問15】
定格電流 30A以下の遮断器に定格電流の２倍の電流が流れたとき、自動的に動作しなければならない最大の時間は 2分
類似問題
・R3年下期-午前問15(遮断器動作時間)
・R2年下期-午前問15(遮断器動作時間)
同じ年度の問題
・前の問題(問14)
・次の問題(問16)
・令和３年度下期-午前問題一覧
解法と解説
方針
配線用遮断器は合格の必須項目だが、この問題の作動時間は珍しいタイプ。
ふくラボ流攻略法
配線用遮断器に電流が流れたときの動作時間は下表のように規定されている。
| 配線用遮断器の 定格電流 |
１倍 | 1.25倍 | 2倍 |
|---|---|---|---|
| 30A以下 | 動作しない | 60分以内 | 2分以内 |
| 30超～50A | 動作しない | 60分以内 | 4分以内 |
注：表中の「〇倍」は定格電流の〇倍の電流が流れたかを表す
問題文は「定格電流 20A の配線用遮断器に 40A の電流」と記述されている。
配線用遮断器は 20A = 30A以下、流れた電流は定格電流の 2倍。
この条件を表と照らし合わせると、動作時間は 2分以内。
まとめ
配線用遮断器は合格の必須項目だが、この問題の作動時間は珍しいタイプ。
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