問題 <R3年上期 午前問27>
単相交流電源から負荷に至る回路において、電圧計、電流計、電力計の結線方法として、正しいものは
<解答の選択肢>
【出典:令和3年度第ニ種電気工事士筆記試験上期-午前問27】
電圧計は負荷に並列に、電流計は(負荷)電流が流れるように、電力計は電圧と(負荷)電流を同時に測定できるように結線する。正しい結線方法は選択肢二
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解法と解説
方針
電流計、電圧計、電力計の結線方法は、筆記試験としてはマイナーだが、電気関係の仕事に就くのであれば知っておいて欲しい知識。
ふくラボ流攻略法
3つの計測器は次のように接続するのがポイント。
・電圧計は負荷に並列
・電流計は負荷に流れる電流が、電流計にも流れるように
・電力計は電圧と(負荷)電流を同時に測定
これらのポイントを元に各選択肢を判断すると、選択肢ロとハは、負荷に流れる電流と電流計に流れる電流とが異なるから不適。
次、イとハを見ると、電圧計、電流計ともにOK。となると、残るは電力計の接続だが、電力計も電流計と同じように負荷に流れる電流が計測器にも流れる接続でなければならない。
イは、電力計で電源から負荷をつなぐ新しい回路を作っていて、これだと負荷に流れる電流の一部が電流計に、残りが電力計に流れる回路となっていり、これは不適。
以上から、ニが正しい。
まとめ
電流計、電圧計、電力計の結線方法は、筆記試験としてはマイナーだが、電気関係の仕事に就くのであれば知っておいて欲しい知識。
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