問題 <R3年上期 午前問41>
11で示す図記号の機器は
<解答の選択肢>
【出典:令和3年度第ニ種電気工事士筆記試験上期-午前問41】
11は〇の中に T が描かれているので、(小型)トランス。そして、チャイムにつながっているので、小型トランスの中でもチャイムトランス。外観は機器に「チャイムトランス」と表記のある選択肢ハ
関連問題
・R3年上期-午前問31(チャイム系統)
・R3年上期-午前問32(電圧)
・R3年上期-午前問41(チャイム系統)
・R2年下期-午前問33(電線太さ)
同じ年度の問題
・前の問題(問40)
・次の問題(問42)
・令和3年度上期-午前問題一覧
解法と解説
方針
チャイムに関連した問題はときどき出題される合格の分かれ道項目。
チャイム系統をまるっと理解してしまおう。
ふくラボ流攻略法
チャイムを鳴らす一般的な回路の配線図は次の通り。
この回路図と問題文を見比べると、機器11の図記号はチャイムトランス。
次に、選択肢の機器の名称を挙げると、
イ:タイムスイッチ
ロ:小型リモコントランス(写真を拡大する読める)
ハ:チャイムトランス(写真を拡大する読める)
ニ:タイムラグリレー TLR (1種の範囲)
したがって、機器11の外観は選択肢ハ
タイムスイッチとTLR
タイムスイッチとタイムラグリレー(の区別)は1種の出題範囲。
ともに設定時間が経過したらメイン回路を ON/OFF するものなので、ともに時間を設定する時計盤のようなものが特徴。この特徴により、お互いに似ている外観をしているので、引っ掛け選択肢によく使われる。
2つの区別方法は上からみた外観がシンプルかどうか。
タイムラグリレーは他のリレーと同様にリレー機能のみ。だから、上から見た外観がシンプル。
これに対しタイムスイッチはいろいろな機能が実装されているようで、いろんなスイッチが存在する。
これで区別する。
まとめ
チャイムを鳴らす一般的な回路の配線図は次の通り。
関連問題
・R3年上期-午前問31(チャイム系統)
・R3年上期-午前問32(電圧)
・R3年上期-午前問41(チャイム系統)
・R2年下期-午前問33(電線太さ)
解説
・小勢力回路
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