【電気工事士2種筆記】単線2線式回路における電線の抵抗(R3年度下期-午後問6)

問題 <R3年下期 午後問6>
図のような単線2線式回路において、c-c’ 間の電圧が 100V のとき、a-a’ 間の電圧 [V] は。ただし、r は電線の抵抗 [Ω] とする

<解答の選択肢>
(選択肢は省略)

【出典:令和3年度第ニ種電気工事士筆記試験 下期 午後問6】



b-c間の電圧降下は 1V。a-b間には 15A 流れるから、電圧降下は 1.5V。電圧降下は行きと帰りの電路両方で生じるから、a-a’ 間の電圧は 105V

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解法と解説

方針

配電線路の電圧降下の問題は、過去6回で4回出題の合格の必須項目。解き方はパターン化されているので、得点源に。

ふくラボ流攻略法

電圧降下の問題は次の2手順で解く。

1.配電線路に流れる電流を求める
2.電路での電圧降下を求める

まず、手順1:配電線路に流れる電流を求めると、

次、手順2で、各電路での電圧降下を計算すると、オームの法則より V=IR だから、

問題文で、負荷両端の電圧が 100V だから、この 100V と各配電線路での電圧降下を足し合わせて、a-a’ 間の電圧は 105V

まとめ

配電線路の電圧降下の問題は、過去6回で4回出題の合格の必須項目。解き方はパターン化されているので、得点源に。

電圧降下の問題は次の2手順で解く。

1.配電線路に流れる電流を求める
2.電路での電圧降下を求める

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