【電気工事士2種筆記】配線用遮断器の図記号と外観(R3年度下期-午前問46)

問題 <R3年下期 午前問46>
16で示す図記号の機器は

<解答の選択肢>

【出典:令和3年度第ニ種電気工事士筆記試験下期-午前問46】



図記号は □B なので、漏電遮断機能は無し。また、遮断電路は 200Vなので、両極とも過電流が流れたときの動作する引きはがし素子が必要。したがって、正しい機器は選択肢ハ

関連問題
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R3年下期-午前問46(2P2E)
R3年上期-午前問45(2P2E)

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解法と解説

方針

開閉器(配線用遮断器、漏電遮断器)の問題は、ほぼ毎回出題されている合格必須項目

問題を解くときのポイントはそれほど多くないので、確実に得点できるように。

ふくラボ流攻略法

図記号は □B なので、漏電遮断機能は無し

そして、20A とあるから、遮断電流は 20A。

次に遮断器が設置されている電路は、電源側は 1Φ3W 100V/200V で、負荷側(2次側)は 1Φ200V。

1Φ3線式から 200V を取り出すときは、2つの電源ラインはともに非接地線。ということは、遮断器には、過電流が流れたときの動作する引きはがし素子が両極とも必要。

これらの情報を元に、選択肢を吟味していくと、まず漏電遮断機能は無しだから、選択肢のイとハに絞られる。

定格電流はすべて 20A との記載があるので、電流についてはどちらもクリア。

次、引きはがし素子は両極ともついていなければならないが、選択肢イは N に素子のついていない 2P1Eタイプ。これは不適。

以上から、正しい機器は選択肢ハ(2P2Eタイプ)

まとめ

開閉器(配線用遮断器、漏電遮断器)の問題は、ほぼ毎回出題されている合格必須項目

問題を解くときのポイントはそれほど多くないので、確実に得点できるように。

関連問題
R3年下期-午後問36(2P1E)
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解説
遮断器の 2P1E と 2P2E
開閉器の解説

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