【電気工事士2種筆記】並列接続回路の消費電力(R3年度上期-午前問4)

問題 <R3年上期 午前問4>
図のような抵抗とリアクタンスとが並列に接続された回路の消費電力 [W] は

<解答の選択肢>
(選択肢は省略)

【出典:令和3年度第ニ種電気工事士筆記試験上期-午前問4】



16Ω抵抗両端には 100V かかっているから、消費電力は 625W

解法と解説

方針

交流回路の消費電力についての計算問題は、力率と合わせるとほぼ毎回出題される合格必須項目

力率の求め方をマスターしていれば得点源にできる。

ふくラボ流攻略法

回路は抵抗とリアクタンスが交流電源に対し並列に接続されている。

したがって抵抗にかかる電圧は電源電圧に等しい。つまり 100V。

抵抗に流れる電流を I と書くと、

I = V / R = 100/16 = 6.25 [A]

この回路の消費電力 P は、8Ω抵抗で消費される電力だから

P = I 2 R = 6.252 × 16 = 625 [W]

まとめ

交流回路の消費電力についての計算問題は、力率と合わせるとほぼ毎回出題される合格必須項目。

力率の求め方をマスターしていれば得点源にできる。

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解説
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