【電気工事士２種筆記】引掛形コンセントの図記号の傍記表示(R3年度上期-午後問40)

問題＜R3年上期午後問40＞
10で示す部分は引掛形コンセントである。その図記号の傍記表示は

＜解答の選択肢＞
(選択肢は省略)

【出典：令和３年度第ニ種電気工事士筆記試験上期-午後問40】

答えはこちら
引掛形コンセントの図記号の傍記表示は「T」

解法と解説

コンセントの抜け止め形(LK) と引掛形(T) は混同しやすい。確実に区別できるように。

引っ掛け形コンセントの傍記表示は「T」

コンセントの抜け止め形(LK) と引掛形(T) は、ともにプラグをコンセントに差し込んでから捻る。

そして、下の写真は抜け止め形のコンセントだが、引っ掛け形コンセントも似た刃受けの形状。

だから混同しやすい。

ではどこに違いがあるかというと…

引掛形(T) は文字通りプラグ(差し込む側)の刃に引っ掛ける部分がある(著作権の関係で画像が持ってこれないので、日本配線システム工業会のHPを参考にしてほしい)

この引っ掛け部分が収まって、かつ引っ掛かるように引掛形コンセントは中に細工がしてある。

一方の抜け止め形(LK)は、差し込むプラグは普通のタイプで、コンセント側に細工がしてある。

これらには理屈がないため、仕方ないが丸暗記で対応するべし。

コンセントの抜け止め形(LK) と引掛形(T) は混同しやすい。確実に区別できるように。