問題 <R3年上期 午後問18>
写真に示す工具の電気工事における用途は
<解答の選択肢>
- 硬質塩化ビニル電線管の曲げ加工に用いる
- 金属管(鋼製電線管)の曲げ加工に用いる
- 合成樹脂製可とう電線管の曲げ加工に用いる
- ライティングダクトの曲げ加工に用いる
【出典:令和3年度第ニ種電気工事士筆記試験上期-午後問18】
写真の工具はトーチランプ。電気工事では、硬質塩化ビニル電線管(VE管)を加熱して、曲げるために使う
同じ年度の問題
・前の問題(問17)
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・令和3年度上期-午後問題一覧
解法と解説
方針
電気工事に使用する工具は、出題頻度は高いが範囲も広い。過去問を繰り返し解き、一度出てきた工具はその都度マスターしていこう。
ふくラボ流攻略法
写真の工具はトーチランプ。VE管(硬質塩化ビニル電線管)を曲げ加工するとき、熱して柔らかくするのに使用する。
ちなみに他の選択肢を吟味すると…
選択肢2
金属管を曲げるにはパイプベンダを使う。
選択肢3
合成樹脂製可とう電線管(PF管)は「可とう性」、つまりある程度自由に曲げることのできる電線管。極めて特殊な曲げ加工をする場合はなにかしら工具が必要になるかもしれないが、基本的には工具は不要。
選択肢4
ライティングダクトは、ダクト内部に導体が組み込まれていて、曲げ加工すると導体が断線したり、断線しなくても曲げ部分で抵抗が上がる恐れがある。このため、おそらく曲げ加工しない。
まとめ
電気工事に使用する工具は、出題頻度は高いが範囲も広い。過去問を繰り返し解き、一度出てきた工具はその都度マスターしていこう。
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