【電気工事士2種筆記】単相3線式回路の電圧と電流・抵抗の関係(R3年度下期-午前問7)

問題 <R3年下期 午前問7>
図のような単相3線式回路において、電線1線当たりの抵抗が 0.05Ω のとき、a-b間の電圧 [V] は

<解答の選択肢>
(選択肢は省略)

【出典:令和3年度第ニ種電気工事士筆記試験下期-午前問7】



配電路は対称なので、真ん中の電線には電流は流れない(と同じ)。したがって、a-b間の電圧は 103V

類似問題
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解法と解説

方針

単相3線式回路の問題は、ほぼ毎回出題されている合格の必須項目。過去問を繰り返し解き、得点源に。

重要ポイントは、回路が対称のとき中性線には電流が流れない

ふくラボ流攻略法

単相3線式回路に接続された2つの負荷が互いに等しいとき、回路は中性線に対し対称となる。このとき、中性線には電流は流れない。

問題文を読むと、抵抗負荷に流れる電流は、上下の負荷ともに 20A。ということは、この回路は対称。ということは、中性線には電流は流れない。

このため、この回路の配電線路での電圧降下は次の箇所で起こる。

したがって、a-b間の電圧は 103 V

まとめ

単相3線式回路の問題は、ほぼ毎回出題されている合格の必須項目。過去問を繰り返し解き、得点源に。

重要ポイントは、回路が対称のとき中性線には電流が流れない

類似問題
R3年下期-午後問7(電力損失)
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R3年上期-午前問7(断線)
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R2年下期-午前問7(電力損失)

解説
配電線路での電力損失(発熱損失)
単相三線式の仕組み

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