問題 <R3年下期 午前問14>
三相誘導電動機の始動電流を小さくするために用いられる方法は
<解答の選択肢>
- 三相電線の3本の結線を3本とも入れ替える
- 三相電源の3本の結線のうち、いずれか2本を入れ替える
- コンデンサを取り付ける
- スターデルタ始動装置を取り付ける
【出典:令和3年度第ニ種電気工事士筆記試験下期-午前問14】
三相誘導電動機の始動電流を小さくするにはスターデルタ始動する
類似問題
・R3年下期-午後問14(始動方法)
・R3年下期-午前問14(始動方法)
・R3年上期-午後問14(回転数)
・R3年上期-午前問14(回転数)
・R2年下期-午後問14(回転数)
・R2年下期-午前問14(特徴)
同じ年度の問題
・前の問題(問13)
・次の問題(問15)
・令和3年度下期-午前問題一覧
解法と解説
方針
三相誘導電動機は、過去6回で6回出題の合格必須項目。合格するための重要ポイントは2つ。
- 回転数(同期速度)
- 始動方法
ふくラボ流攻略法
重要ポイントの2番目の始動方法。
三相かご形誘導電動機を工夫無しの結線で始動=全電圧始動すると、始動電流は定格電流の数倍になる。このため、停止状態から始動するときにはスター結線に、始動後(定格速度に達したら)デルタ結線に切り替える、スターデルタ始動を用いることがある。
これ以外の選択肢の目的・動作は、
選択肢1:何も変化なし
選択肢2:回転方向が逆転する(1種の範囲)
選択肢3:負荷電路の力率が改善(2種の範囲)
まとめ
三相誘導電動機の重要ポイントは2つ。
- 回転数(同期速度)
- 始動方法
類似問題
・R3年下期-午後問14(始動方法)
・R3年下期-午前問14(始動方法)
・R3年上期-午後問14(回転数)
・R3年上期-午前問14(回転数)
・R2年下期-午後問14(回転数)
・R2年下期-午前問14(特徴)
解説
・三相かご形誘導電動機
同じ年度の問題
・前の問題(問13)
・次の問題(問15)
・令和3年度下期-午前問題一覧