【電気工事士2種-筆記問題解説】地中埋設工事の重要ポイントはケーブルと配線記号

屋内配線は最重要だが、地中埋設工事も過去6回で5回出題されている合格必須項目。

合格するための重要ポイントは2個。

  1. ケーブルのみ
  2. 地下配線記号とペアで

出題傾向と対策

配線はケーブルのみ

屋外にある電灯などへ電気を供給するときなどに地下配線が使用されるが、この地下配線に使用できるのはケーブルのみ

これ、とてもとても重要。

配線記号

地下埋設工事のもう一つのポイントが、配線記号。

なぜかというと、過去問では地中配線の図記号(一点鎖線)とセットで解答させる問題が出題されているから。

配線の種類と図記号についてはこちらに詳しい解説あり。

過去問

それでは、配線記号とどのようにセットで出題されているかを見ていこう。

単独タイプ

問題 <R3年下期 午後問12>
低圧の地中電線を直接埋設式により施設する場合に使用できるものは

<解答の選択肢>

  1. 屋外用ビニル絶縁電線 (OW)
  2. 600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル (CV)
  3. 引込用ビニル絶縁電線 (DV)
  4. 600Vビニル絶縁電線 (IV)

<解法>
地中に施設できるのはケーブル工事のみ。答えは2

配線記号とセットタイプ

問題 <R3年下期 午後問34>
④で示す部分に使用できるものは

<解答の選択肢>

  1. 引込用ビニル絶縁電線
  2. 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル
  3. ゴム絶縁丸打コード
  4. 屋外用ビニル絶縁電線

<解法>
一点鎖線は地中配線。地中配線はケーブル工事only。使用できるのは、選択肢の中で唯一ケーブルである架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル (CVケーブル)

まとめ

地中埋設工事は合格必須項目。重要ポイントは2個。

  1. ケーブルのみ
  2. 地下配線記号とペアで

関連問題
R3年下期-午後問12
R3年下期-午後問34
R3年上期-午後問32
R2年下期-午前問11
R2年下期-午前問37

ケーブル工事
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