【電気工事士2種筆記】金属管工事で使用する材料(R3年度上期-午後問46)

問題 <R3年上期 午後問46>
16で示す部分の工事で、一般的に使用されることのないものは

<解答の選択肢>

【出典:令和3年度第ニ種電気工事士筆記試験上期-午後問46】



16で示す工事は、E31→ねじなし電線管を使用。したがって、この部分の工事で一般的に使用しないのは、内壁にネジが切ってある選択肢二:カップリング

関連問題(カップリング)
R3年上期-午後問46(金属管工事)
R2年下期-午前問50(引っ掛け)

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解法と解説

方針

金属管工事は、施工場所、記号、材料、工具と多岐にわたって出題される合格の必須項目。覚える内容が少々多いが、確実なマスターを。

ふくラボ流攻略法

16の部分を見ると、点線と (E31) と記述されている。

これは、露出配線で、ねじなし電線管を使う、という意味。

次に、各選択肢の部材が何かをみていくと…

選択肢イ
ジョイントボックス(アウトレットボックス)とねじなし電線管を接続するねじなしボックスコネクタ

選択肢ロ
電線管が直角に曲がるところに使うノーマルベンド。ノーマルベンドの両端にネジがついているのが分かると思うが、ここにねじなし電線管を差し込み、ネジで固定する。

選択肢ハ
写真は金属製のサドル。(金属)電線管を建物の壁や柱(造営材)などに取り付けるときに使う。

選択肢二
電線管同士を接続することをカップリングと呼ぶが、選択肢二の部材もカップリングと呼ぶ。

このカップリングの特徴は内壁にネジが切ってあり、薄鋼電線管(両端の外壁にネジがきってある)をカップリングのネジ部分に差し込んで接続する。

以上が各部材の名称、働きであるが、最初に説明したように 16の部分は (E31)、ねじなし電線管を使うので、ここの工事に使うことのない部材は、選択肢二のカップリング。

まとめ

金属管工事は、施工場所、記号、材料、工具と多岐にわたって出題される合格の必須項目。覚える内容が少々多いが、確実なマスターを。

関連問題(カップリング)
R3年上期-午後問46(金属管工事)
R2年下期-午前問50(引っ掛け)

解説
金属管工事
カップリング

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