【電気工事士２種筆記】電線を束にした場合の電流減少係数(R3年度上期-午後問23)

問題＜R3年上期午後問23＞
低圧屋内配線工事で、600V ビニル絶縁電線を合成樹脂管に収めて使用する場合、その電線の許容電流を求めるための電線減少係数に関して、同一管内の電線数と電線の電流減少係数との組み合わせで、誤っているものは。ただし、周囲温度は 30℃以下とする

＜解答の選択肢＞

【出典：令和３年度第ニ種電気工事士筆記試験上期-午後問23】

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電線３本以下の電流減少係数は 0.70。誤っているのは選択肢１

解法と解説

複数の電線を同一管内に収めたときの電線の許容電流の減少係数を単独で解答する問題は珍しい。

しかし、電線の許容電流と電流減少係数の問題は合格超必須項目。この問題も確実に正解できるように。

複数の電線を同一管内に施設するときの電流減少係数は以下の表の通り。

この表と選択肢を見くらべると、選択肢１の２本は「～３本」に含まれるため、減少係数は 0.70 が正しい。

したがって、誤っているのは、この選択肢１：２本－0.80

電線の許容電流と電流減少係数の問題は合格超必須項目。確実に正解できるように。