【電気工事士2種筆記】接地工事の種類と接地抵抗(R2年度下期-午前問36)

問題 <R2年下期 午前問36改>
⑥で示す部分の接地工事の種類及びその接地抵抗の許容される最大値 [Ω] の組合せとして、正しいものは。なお、漏電遮断器は定格感度電流 30mA、動作時間が 0.1秒以内のものを使用している

<解答の選択肢>

  1. C種接地工事 10Ω
  2. C種接地工事 50Ω
  3. D種接地工事 100Ω
  4. D種接地工事 500Ω

【出典:令和2年度第ニ種電気工事士筆記試験下期-午前問36改】



接地工事は D種。電路には 0.1秒以内遮断の漏電ブレーカーが設置されているので 500Ωまで許容される

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解法と解説

方針

接地工事は、過去6回で 13回も出題されている、合格の超必須項目

接地抵抗は重要ポイントなので、確実に正解できるように。

ふくラボ流攻略法

配電路は単相3線式 100V/200V なので、⑥の接地工事は D種接地工事。

D種接地工事の接地抵抗は原則 100Ω以下

ただし、電路に 0.5秒以内で動作する漏電遮断器が設置されていれば、接地抵抗は 500Ωまで許容される。

配線図面が記述されたページを見ると、配線図面の上の注意書き3番に「なお、漏電遮断器は定格感度電流 30mA、動作時間が 0.1秒以内のものを使用している」という記述が見つかる。

そしてこの問題の配線図の中に「BE」が見つかる。

したがって、⑥の接地抵抗は、原則の 100Ωではなく、500Ωまで許容される。

以上から、正しい選択肢は4。

まとめ

接地工事は、過去6回で 13回も出題されている、合格の超必須項目

接地抵抗は重要ポイントなので、確実に正解できるように。

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解説
接地工事

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