問題 <R2年下期 午前問3>
電線の接続不良により、接続点の接触抵抗が 0.2Ω になった。この電線に 15A の電流が流れると、接続点から1時間に発生する熱量 [kJ] は。
ただし、接触抵抗の値は変化しないものとする
<解答の選択肢>
(選択肢は省略)
【出典:令和2年度第ニ種電気工事士筆記試験下期-午前問3】
発熱量は、発熱量 Q[J] = 熱 P[W] × 時間 t[s] で計算できる。接続点の抵抗で発生する熱は 45W だから、1時間=3600秒 で発生する熱量は 162kJ
類似問題
・R3年下期-午後問3(発熱量)
・R3年下期-午前問3(発熱量)
・R3年上期-午後問3(発熱量)
・R3年上期-午前問3(抵抗と発熱)
・R2年下期-午後問3(抵抗と発熱)
・R2年下期-午前問3(抵抗と発熱)
同じ年度の問題
・前の問題(問2)
・次の問題(問4)
・令和2年度下期-午前問題一覧
解法と解説
方針
発熱量の問題は、毎回出題されている合格の必須項目。発熱量の式を使った計算ができるように。
ふくラボ流攻略法
発熱量の公式は次の通り。
注意点は時間 t の単位は [s]=秒。
問題文を見ると、0.2Ω の抵抗がある接続点に 15A 電流が流れた、と書かれている。この接続点での発熱は
P = (電流)2 × (抵抗) = 152 × 0.2 = 45 [W]
この接続点から 1時間 = 3,600 [s] 発熱する量は、式に代入して、
Q = 450 × 3,600 = 162,000 [J] = 162 [kJ]
まとめ
発熱量の問題は、毎回出題されている合格の必須項目。発熱量の式を使った計算ができるように。
類似問題
・R3年下期-午後問3(発熱量)
・R3年下期-午前問3(発熱量)
・R3年上期-午後問3(発熱量)
・R3年上期-午前問3(抵抗と発熱)
・R2年下期-午後問3(抵抗と発熱)
・R2年下期-午前問3(抵抗と発熱)
解説
・発熱量の計算問題
同じ年度の問題
・前の問題(問2)
・次の問題(問4)
・令和2年度下期-午前問題一覧