【電気工事士2種-筆記問題解説】銅線の抵抗に関する計算問題

銅線の抵抗に関する計算問題は、過去6回の試験で5回出題されている合格必須項目。

合格必須項目だが、合格するための重要ポイントはわずか1個

  1. 抵抗の公式

必ずポイントを押さえ、確実に正解しよう。

出題傾向と対策

抵抗の公式

銅線(導線)の抵抗 R は、抵抗率 ρ、長さ L 、断面積 S を使って次の公式で求めることができる。

注意点は、長さと断面積とも [m] を基本としている点。

直径から求める公式は覚えない

市販テキストでは、上の抵抗の公式の他に、直径から抵抗を求める公式を覚えましょうと解説しているものもある。

が、ふくラボでは、こちらの公式を覚えずに、自分で導けるようになることをお勧めする。

過去問では、銅線(導線)の直径 D [m] が与えられることがある。このときには、円の断面積 = π × (半径)2 の半径に D/2 を代入してやれば、すぐ計算できる。

注意点として、銅線の長さの単位は [m] だが、直径は [mm] となっていることが多い点。このときには、直径を [m] に直してあげれば良い。

まとめ

銅線(導線)の抵抗に関する計算問題は合格必須項目。

そして、合格するための重要ポイントはわずかに1個。

  1. 抵抗の公式

きっちりマスターして、得点源にしておこう。

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