【電気工事士2種-筆記問題解説】金属可とう電線管工事の重要ポイント

金属可とう電線管工事は単独の出題は無く、出題頻度は少ないが、重要ポイントは2つで簡単。この機会にマスターしてしまおう。。

  1. 低圧屋内配線はどこでもOK
  2. 金属可とう電線管外とプリカナイフの外観

注:これ以外にもマスターしたほうが良いポイントはあるが、それは過去問 60点超えを達成した後の合格安全圏狙いになったときに、マスターをお勧めする。

金属可とう電線管工事の出題傾向と対策

低圧屋内配線工事はどこでもOK

金属可とう電線管工事は、低圧屋内配線は展開/隠ぺい、乾燥・水気にかかわらず、どの場所・条件でも施工が可能。

次の4工事は屋内配線どこでもOKとマスターしておこう。

・ケーブル工事
・金属管工事
・金属可とう電線管工事
・合成樹脂管工事(CD管除く)

金属可とう電線管とプリカナイフ

「可とう」とあるように、(ある程度自由に)曲げられる金属電線管。蛇腹の形状と金属光沢が特徴。

2種金属可とう電線管はプリカナイフで切断する。

過去問

<R3年上期 午前問23

低圧屋内配線の金属可とう電線管(使用する電線管は2種金属製可とう電線管とする)工事で、不適切なものは

<解答の選択肢>

  1. 管の内側の曲げ半径を管の内径の 6倍以上とした
  2. 管内に 600V ビニル絶縁電線を収めた
  3. 管とボックスとの接続にストレートボックスコネクタを使用した
  4. 管と金属管(鋼製電線管)との接続に TSカップリングを使用した

<解法>
TSカップリングは硬質塩化ビニル電線管(VE管)相互の接続に使用するカップリングであり、金属可とう電線管工事には使用しない

まとめ

金属可とう電線管工事の重要ポイントは2つ。

  1. 低圧屋内配線はどこでもOK
  2. 金属可とう電線管とプリカナイフの外観

関連問題
R3年下期-午前問50(プリカナイフ)
R3年上期-午前問23(TSカップリングが引掛け)

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