【電気工事士２種筆記】アナログ形絶縁抵抗計(電池内蔵)を用いた絶縁抵抗測定(R3年度上期-午後問25)

問題＜R3年上期午後問25＞
アナログ形絶縁抵抗計(電池内蔵)を用いた絶縁抵抗測定に関する記述として、誤っているものは

＜解答の選択肢＞

【出典：令和３年度第ニ種電気工事士筆記試験上期-午後問25】

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被測定回路の絶縁抵抗を測定するときには、事前に開閉器を開き、回路と電源とを完全に分離する必要がある。このため、測定方法として誤っているのは選択肢４

解法と解説

絶縁抵抗測定は、絶縁抵抗計を含めるとほぼ毎回出題されている合格の必須項目。

この問題は珍しいタイプだが、ゆっくり冷静に考えれば正解にたどり着ける。

アナログ回路計(テスタ)を使った抵抗測定でも同じだが、回路抵抗・絶縁抵抗を測定するときには、被測定回路を電源から切り離す必要がある。

回路に電圧がかかった状態で抵抗レンジのまま測定器をつなげると、正しい測定ができないだけでなく、電源電圧が高ければ抵抗計が損傷する恐れがある。また、電源がつながった状態で絶縁抵抗を測定するときの測定電圧を印加すれば、電源が破壊される可能性だってある。

このため、抵抗を測定するときには必ず回路を電源から切り離すこと。

他の選択肢はすべて正しい。

絶縁抵抗測定は、絶縁抵抗計を含めるとほぼ毎回出題されている合格の必須項目。