【電気工事士2種筆記】絶縁抵抗計(電池内蔵)の特徴と測定方法(R3年度下期-午後問25)

問題 <R3年下期 午後問25>
絶縁抵抗計(電池内蔵)に関する記述として、誤っているものは

<解答の選択肢>

  1. 絶縁抵抗計には、ディジタル形と指針形(アナログ形)がある
  2. 絶縁抵抗測定の前には、絶縁抵抗計の電池容量が正常であることを確認する
  3. 絶縁抵抗計の定格測定電圧(出力電圧)は、交流電圧である
  4. 電子機器が接続された回路の絶縁測定を行う場合は、機器等を損傷させない適正な定格測定電圧を選定する

【出典:令和3年度第ニ種電気工事士筆記試験 下期 午後問25】



電池内蔵形の絶縁抵抗計の(測定時)出力は直流

関連問題
R3年下期-午後問26(絶縁抵抗と接地抵抗)
R3年下期-午前問36(絶縁抵抗)
R3年上期-午後問26(絶縁抵抗と接地抵抗)
R3年上期-午前問25(絶縁抵抗)
R3年上期-午前問38(絶縁抵抗)
R2年下期-午後問25(絶縁抵抗)
R2年下期-午後問36(絶縁抵抗)
R2年下期-午前問25(絶縁抵抗)

同じ年度の問題
前の問題(問24)
次の問題(問26)
令和3年度下期-午後問題一覧

解法と解説

方針

絶縁抵抗計は合格の必須項目だが、この問題は絶縁抵抗計のかなり細かい知識を問う難問。他の重要ポイントを先に押さえるべし。

ふくラボ流攻略法

選択肢1,2,4に記述された内容は全て正しい。

  • 絶縁抵抗計には、ディジタル形と指針形(アナログ形)がある
  • 絶縁抵抗測定の前には、絶縁抵抗計の電池容量が正常であることを確認する
  • 電子機器が接続された回路の絶縁測定を行う場合は、機器等を損傷させない適正な定格測定電圧を選定する

一方、選択肢3の「絶縁抵抗計の定格測定電圧(出力電圧)は、交流電圧である」は誤りで、絶縁抵抗は直流で測定する。

なお、引っ掛けになるが、接地抵抗は交流で測定する(詳しい理由は接地抵抗で解説)。

この2つを混同しないように。

まとめ

絶縁抵抗に関する重要ポイントは、

  1. 絶縁抵抗値の表
  2. 対地電圧

関連問題
R3年下期-午後問26(絶縁抵抗と接地抵抗)
R3年下期-午前問36(絶縁抵抗)
R3年上期-午後問26(絶縁抵抗と接地抵抗)
R3年上期-午前問25(絶縁抵抗)
R3年上期-午前問38(絶縁抵抗)
R2年下期-午後問25(絶縁抵抗)
R2年下期-午後問36(絶縁抵抗)
R2年下期-午前問25(絶縁抵抗)

解説
絶縁抵抗

同じ年度の問題
前の問題(問24)
次の問題(問26)
令和3年度下期-午後問題一覧

タイトルとURLをコピーしました